働き方・生き方

まずは作業を切り分けること!家事も仕事もそれで上手くいくかも?

れあいちご☆

まずは作業を切り分けること!家事も仕事もそれで上手くいくかも?

一日は二十四時間。働ける時間も決まっている。でも仕事は山積み、家事も溜まっている......。この記事を読んでいる皆さんにも当てはまる事ではないでしょうか?もちろんやるべき事はしっかりやるべきです。仕事も家事も途中で放り出して良いものではありません。だからといって睡眠時間を削ってまで泣く泣く作業することは心身の健康のためにも、そして円満な職場環境・家庭環境を築くためにも避けるべきだと私は思っています。しかしながら、以前の私はどちらかというとひとりで抱え込んで最後に泣くタイプの人間でした。

作業を切り分けて振る?なにそれ?

以前、務めていた職場はかなりの激務。デスクの上に資料が積まれすぎて、キャビネットの上や後輩の机を借りてまで資料を積んでいた時期があったほどでした。仕事が遅いと言われればそれまでなのかもしれませんが、明らかにタスクオーバー。「依頼された仕事はひとまず受けること」と上司に言われていたこともあり、全部吸収している状態でした。
ここまで読めばもうお分かりだと思いますが、当然それでは回らなくなってきます。よっぽどストレスになっていたのか、夢の中でも仕事をしていたほどです(笑)そんな私を見かねた上司がアドバイスをくれました。「作業を切り分けて振っちゃえばいいよ」と。作業を切り分ける?なにそれ?当時の私にはどういう意味か、すぐには理解できませんでした。

どんな仕事も細分化された作業を寄せ集めたもの

最初こそ上司のアドバイスに疑問しか湧かなかったものの、積み上げられた仕事を整理しているうちに、少しずつ分かってきました。
プランナーとして働いている私の元に舞い込む仕事は大きく2つ。ホームページの企画書作成とホームページの設計書作成。特に企画書作成はよく回ってくる仕事です。時間があればひとりで作業しますが、今はそんなことを言っている場合ではありません。ひとまず、作業を切り分けてみることにしました。

■企画書を作成するために必要な作業
  1. 調査......自社・競合・市場を調査し、資料を集める
  2. 精査......調査した内容を精査し、まとめる
  3. 提案......調査内容をもとに最適な提案内容を作成する

企画書において「3.提案」は一番核となるところ。ある程度、知識や経験がないと難しい部分です。一方で、調査や調査内容をまとめる仕事は、やり方さえ分かれば新人でもできる仕事です。特に資料を集めるだけの作業であれば、誰でもできてしまいます。かつ、人がいればいるほど助かる作業です。つまり、「1.調査」「2.精査」部分は私が抱えなくてもよい作業ということになります。ひとりで企画書作成を請け負っていたときは「企画書作成」がひとつの仕事だと思っていましたが、実際に仕事を切り分けてみると細かな作業の集合体であることに気付いたのです。
ここまでできたらあとは作業を振るだけ。調査と精査は新人にお任せすることにしました。

自分にしかできない仕事をするということ

ここで上司に言われた言葉を思い返します。「依頼された仕事はひとまず受けること」そう、受けるのは"ひとまず"です。目の前にある仕事や家事は誰かがやらなくてはいけないもの。手を出さないわけにはいきませんので、"ひとまず"受けます。でもそれは本当に自分がやるべきこと?タスクオーバーのときほど、この点をしっかりと考えるべきです。そして、その作業はすべて自分がやるべきこと?この点もしっかり考える必要があります。考えた上で、自分にしかできない仕事をきっちりこなすことが重要なのだと、当時の私は身をもって知りました。
私は仕事も家事も作業の切り分けができると思っています。細分化しすぎると取りまとめが大変になってしまうため何事も塩梅が大事ですが(以前の記事【働くママの時短生活!名前のない家事って地味に多いよね~】にも書いていますが)、忙しいときであればあるほど作業を分解し、手の空いている人にお願いするのがベストだと思っています。(本当は無理なときは無理!と言える環境とそれを受け入れられる環境であることがベストなのですが......)

おわりに

ひとりで抱え込みすぎて仕事や家事が終らない、締め切りに間に合わなくなってしまう、作業に追われて気持ちが不安になってしまう......。そうした人が少しでも減ればよいと思っています。れあいちご☆でした。

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