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親子で上毛かるたを巡る旅♪「す・裾野は長し赤城山」

水くれ当番

親子で上毛かるたを巡る旅♪「す・裾野は長し赤城山」

上毛かるたにもあるように、裾野がとても長い赤城山!
今回訪れて新たに発見した赤城の歴史や、子連れでも楽しめるお出かけスポットをご紹介します。

赤城はどんな山?

赤城山は複数の峰の集まりで形成されているため裾野が長く、その長さは国内の単体の山の中でもトップクラスです。
時々話題になるのが、噴火の可能性について。最後の噴火は約2万4千年前です。もう、冷え固まって噴火しないのでは?との意見もありますが、「火山は数万年の休眠期を有する可能性がある」という研究者の見解が多く、再び活動を始めてもおかしくないそうです。

赤城の歴史を感じられるスポット

赤城山頂駅記念館サントリービア・バーベキューホール

赤城山頂駅記念館サントリービア・バーベキューホール

レトロなビアホールのように思えるのですが、元はケーブルカーの駅舎だったそうです。現在、旧駅舎跡とプラットホームは国の登録有形文化財となっています。(写真1、2)
ケーブルカーが出入りしていた場所から下を覗いてみるとケーブルカーの軌道がありました。階段状になっていて利平茶屋森林公園(桐生市黒保根町)まで下っていける登山道になっています。(写真3)
途中には「御神水」と呼ばれる湧水が湧き出ていて、その水はサントリーのビールに使用されているそうです。
ホールの売店では軽食や白樺牧場のソフトクリームを販売しています。もちろん、生ビールも!

ケーブルカー

ケーブルカーは赤城山頂~利平茶屋(桐生)の間を通っていましたが、残念ながらマイカーブームの影響で1967年(昭和42年)に廃線になりました。(写真1)
ホールの中は一見普通ですが、むき出しの天井を見て駅舎だった事を実感しました。(写真2)

マイカーブームが訪れる前はスキーやスケート・登山を目的に、電車とケーブルカーを乗り継いでやってくる若者達で赤城はにぎわっていたそうです。ホールには、当時の若者が長蛇の列を作ってケーブルカーに乗るために並んでいる写真などが飾られていました。(写真3)

ちなみに、1998年まではロープウェイもあったとか。赤城は大規模なリゾート地だったのですね!

赤城神社

赤城神社

赤城神社には、赤城山と湖の神様である「赤城大明神」と「赤城姫」という女神様が祀られています。
「赤城神社夏祭り」の日には火縄銃の演武を行っています。兜を身に着けた人たちが大沼に向かって本物の銃を撃ちます。普段、銃を見ない日本人には迫力満点!!子供も大興奮です!!

体験型おすすめスポット

赤城ふれあいの森(赤城森林公園)

赤城ふれあいの森(赤城森林公園)

公園内には吊り橋や小川、屋根付きの「バーベキュー場」があります。食材と炭は有料ですが、持ち込みも可能です。施設利用料や道具のレンタルは無料です。
また「あかぎ木の家」では木工工作や野鳥観察など、自然と触れ合える体験教室が行われています。
施設の前には芝生の広場があり、ボールやバトミントン・フリスビーなども無料で貸し出しています。

夏の赤城の気温は平地部より10度近く低くなります。平地では暑くて出来ない事も涼しい山の中でなら思う存分楽しめます!

赤城第1スキー場

「日本一小さなスキー場」として有名です。冬の赤城も気温は平地部より10度近く低くマイナスの世界です。雪が降ればもちろんパウダースノー!
リフトはありませんが子供にはうれしい「スノーエスカレーター」(料金:一日券800円)が設置されています。お子さんのスキーの練習におすすめです。 もちろん、そり遊びや雪遊びも楽しめます。
ただし、スキー場までは雪道の走行が長いため、車のタイヤ装備等は万全にしてお出かけください!

まとめ

前橋近郊からだと近すぎるせいか、なかなか出かける機会の少ない赤城山。しかし、前橋市内から山頂まで40~50分程度という好アクセス!!
お子さんと一緒に、冬のスポーツや夏の避暑にいかがでしょうか?
意外と知らない赤城山の歴史に触れてみるのもおすすめです!

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