夏が来る前に済ませたい！「エアコン掃除」

初夏、エアコンを使い始めたら嫌な臭いが・・・。もしかして、フィルターや内部が汚れていませんか？ クリーニングが必要かもしれません。内部に汚れやカビがあるまま使用を続けると、咳喘息や夏型過敏性肺炎を引き起こすことも・・・。
これまで3回のクリーニング依頼を経験した水くれ当番が、エアコンのお手入れ方法とクリーニングを頼むタイミングの見分け方と、依頼する際のポイントをご紹介します。

なぜ、夏が来る前なのか？

暑くなってからでは、クリーニング依頼が殺到しなかなか予約が取れません。予約が取れたとしても、値段が年間で一番高い時期です。早めに依頼することで、電気代もクリーニング代も節約できます！

エアコンフィルターの掃除

お掃除機能付きのエアコンは自動でやってくれるから掃除は不要だと思っていませんか？ 我が家は放置した結果、カビが生えていました・・・。キッチンとつながっている部屋のエアコンの場合、毎日お掃除機能が作動していても、フィルターに油膜が張り付きほこりと混ざり合うので、汚れが取り切れない状態になっていることがあります。お掃除機能付きでも、定期的にフィルターを外して掃除が必要です。汚れがひどい時は、中性洗剤を使用すると簡単に汚れが落ちます。
フィルターの掃除後に、エアコンを動かしてみましょう。しばらくしても臭いがあるようなら、内部の熱交換器が汚れている可能性があります。

熱交換器が汚れているか確認

熱交換器の汚れがひどい場合は、クリーニングが必要になります。

お掃除機能なし機種の場合

フィルターを外せば「熱交換器」が見える機種が多いです。汚れていたら、クリーニングを依頼しましょう。

お掃除機能付き機種の場合

お掃除ロボットがついているため「熱交換器」が見えにくい機種が多いです。内部の状態を予測するために、送風ファンを布などでこすります。汚れが付く場合は、「熱交換器」が汚れている可能性があります。クリーニングを依頼しましょう。

クリーニングを頼む際に気を付けたいこと

最近は、ネットなどでクリーニング業者の値段や内容を比較することができます。お掃除機能付きの機種のクリーニングを依頼する場合に気を付けたいのが、その機種を分解できるスタッフがいるかどうかです。分解ができないとクリーニング作業が進みません。機種ごとに分解の方法が違うため、経験がないスタッフでは時間がかかり、最悪、クリーニングができない場合もあります。我が家で初めて依頼した時も、数時間格闘したものの分解できなかったことがありました。後日、別のスタッフが来てくれましたが、業者もこちらも時間の無駄になってしまいました。
依頼時に、エアコンの「メーカー」「型番」「製品番号」を必ず伝えましょう！さらに「対応できる方いますか？」と確認したほうが良いと思います。

クリーニング後にすること

「除湿運転」の後に「送風運転」（または「乾燥運転」）することをおすすめします。クリーニングが終わった後は、「熱交換器」内部に水分が溜まっています。内部に流しきれなかった汚水があった場合、生臭い匂いが発生することもあるそうです。数時間「除湿運転」をすることで「熱交換器」が結露して汚れを洗い流してくれます。その後「送風運転」や「乾燥運転」を行い乾燥させます。

• 「乾燥運転」は機種によって名称が異なりますが、エアコン内部のカビの原因となる水分などを自動的に乾かしてくれる機能を指します。

まとめ

我が家は2、3シーズンに一度はクリーニングを依頼していますが、毎回「熱交換器」はカビだらけです。

• リビングキッチンでエアコンを使用しての目安です。

夏が来る前にエアコンの確認をして、クリーニング代と電気代を節約しましょう！